長い間ソングライターを続けてる人間として ﾞクリエイターに認められる ﾞというのは、やはり嬉しいですね。ましてや今回は異業種のクリエイターですから！
「あひるの空」で日向武史先生が生み出したキャラクター達は、僕の歌の主人公と通ずるものが あります。スマートじゃなくても、強い信念を持って、自分らしい人生を切り開いてゆく物語。バスケットボールの躍動感と、まだ見ぬ未来に手を伸ばし続ける少年の心情を曲に込めました。気に入ってもらえますように！

the pillows 山中さわお

あひるの空が連載開始された当時、僕はバリバリのバスケ少年でした。
あの頃はアイバーソンやレブロン、コービーなんかが大暴れし、田臥選手が日本人初のNBAプレーヤーとしてサンズと契約しバスケ界が熱狂していた時代です。
ナイキのエアズームフライトめっちゃ流行ったなあ。ちなみに僕が履いていたのはエアジョーダン15。
そんな僕らにとってバスケ漫画は青春のバイブルであり、それこそあひるの空は死ぬ程読みました。まどかちゃん激推し。
時を経て僕は音楽を始め、それなりに大人になり、当時の気持ちを忘れかけていた頃に今回のお話を頂きました。
あの頃の僕や空たちの未来、そして皆さんを乗せ、どこまでも飛翔はばたいていってくれるような曲に成長してくれることを願いつつ。
僕もまたここから始めます。

saji ボーカル ヨシダタクミ

この度は「あひるの空」待望のアニメ化おめでとうございます！！
僕らsajiのメンバーもとても楽しみに待っており、今回のお話を頂いた時からドキドキが止まりませんでした！
そんなエンディングテーマ「ツバサ」ですが、「あひるの空」の世界観、そして車谷空君をイメージして作った最高な曲になってます！ 是非アニメと合わせてお楽しみください。
僕も毎週欠かさずチェックします！！

saji ギター ユタニシンヤ

エンディングテーマが決まってから何度も原作を読んでしまおうかと思いましたが、鋼の意志を持って耐えてます。
まずはアニメ「あひるの空」の世界に浸かって、俺と同じまだ原作を読んだことのない人も毎週一話一話ずつ興奮とバスケの楽しさを共有できればと思っています。
あともうちょいだ。

saji ベース ヤマザキヨシミツ

「自分に負けない」をテーマに書かせていただきました。

主人公、車谷空の身長の低さを言い訳にしないバスケ。そこに感銘を受けました。
コンプレックスや病気、ハンデは多かれ少なかれ人それぞれ必ずあります。
そして同時に それを持つ自分には負けたくないという約束や誓いもあるはずです。

それは時に切り離せない十字架のように誰もが背負って生きていかなきゃいけない想いだとも思いました。

去年僕が機能性発声障害になり声が出なかった時に胸に言い聞かせていた言葉があります。

「ダメな自分など気にせずに！ネバーマインド！できる自分だけを明日に連れていこう」「自分に負けない」
言葉で言うよりも何万倍も困難なこの生涯の課題。
車谷空の勇気が多くの方々を導いてくれると思っています。

その中でflumpoolの「ネバーマインド」が一翼を担える幸せを感じながら、僕たちもこの曲を伝えていきたいと思っております。

flumpool 山村 隆太

「あひるの空」の作中に漂うエネルギーは、様々な困難につまずいたとしても、そこからまた這い上がってバスケットボールにかける気持ちをぶつけて前に前にと進んでいくところにあると思います。
今回のエンディングテーマ、「Over」は、作品に登場する彼らそれぞれの人生において何かを越えて行く時に響くような楽曲だったらいいなと思いますし、この楽曲を聴いてみなさんが毎週の「あひるの空」を楽しみにしてもらえるような、パワーとパッションを詰め込んでいます。
僕は百春役としても参加させていただいておりますので、役者としても、歌手としても「あひるの空」に全力で向き合っていきます!

内田 雄馬

今やっていることが正しいのかわからなくなる時がある。選んだ道が正しかったのかわからなくなる時がある。でもそれは、そう思えるほどに、訳がわからなくなるほどに、人生に向き合ってるという証拠なんだと思います。答えなんて誰も知らない。だったら最後の残り一秒までやり切ろう。今回そんな思いで作った新曲「ハミングバード」は、＜消せない思い＞を追いかけ続ける仲間に向けた俺たちからの賛歌です。

田邊 駿一（BLUE ENCOUNT）

新EDテーマを担当させていただく事になり、心より光栄に思います。原作を読ませていただいた時、こんなにも人生の「芯」を突いてくる漫画があるのかと衝撃を受けました。努力の素晴らしさ、報われない事への真理、それでも立ち向かっていく輝かしさ。この作品の持つ、決して綺麗事では無い大切なメッセージを、自分の曲でも体現できるよう作詞に臨んでいます。苦しくても、あとは、ただ…「光の射す方へ」。「飛べない鳥たち」の真っ直ぐな想いを、重厚感のあるビートに乗せ表現しました。気に入っていただけたら幸いです。

宮野 真守

今回のお話を頂き作品を読み進めていたら、チャプタータイトルに僕達の楽曲「ある証明」の文字が！嬉しくて嬉しくて、ピボットを踏みながらあっという間に楽曲を作る事が出来ました。中学時代バスケ部だった僕にとって、また大好きな物語が一つ増えました。主人公の空君の様に、いつだって真っ直ぐ前を向くポジティブなエネルギーが届きますように。

ACIDMAN 大木伸夫（Vo＆G）

夢や目標を追いかけることで、それと同時に届かない悔しさ、苦しさ、そして挫折の不安も後を追うように付いてくるんだと思います。だけど、そんな日々を闘いながらも夢中になれる心こそが、その人を輝かせる光なんだと僕は思います。原作を読ませて頂き、車谷空くんにそんな真っ直ぐな光を感じました。太陽のように己を燃やして、周りの人たちにも希望の光を与えられるような強い心をイメージしてこの新曲「太陽ランナー」を作りました。夢を追う人たちの心に射す光となることを願っています。

阪本 奨悟